Contigo al fin de mundo.
03/08
2007
Thu
|
(決断を下す前によく考えなさい)
本日は休校で、のんびりほんわか寝て過ごすつもりだったのに… 何故か私の心理学の本を片手に 「温泉に行こうか」 …何を思っての言葉なのでしょうか。 とりあえず、母の開いているページを覗き込むことから始めました。 そこには“カプグラ症候群”の文字。 よく知っている人物を、実はその人と全くうり二つの別の人物が入れ替わった替え玉であると信じる妄想。 精神分裂症。 そんな内容がつらつら書かれているページを開いての温泉へのお誘い。 酷く嫌な予感がしたが結局は行く破目に。 「…たまには付き合ってやるか」 などと仏心を出したのが間違いだった。 着いた先は至って普通の温泉。 そう思ったのも束の間、ひょいと首を横に向けると ドクターフィッシュの居る温泉 そうデカデカと書いてある看板が置いてあった。 …この後の展開は容易に想像できるだろう。 そう、巷で噂のドクターフィッシュの居る足湯に強制ポチャン。 「2~3分で慣れますんで」 そう言って、ごゆっくりなんて抜かした従業員は他の業務に戻っていった。 …慣れるわけないだろうが、ボケェェエエ!!! 顔は笑顔、それでも乱心。 もうなんとも言えないむず痒さで、思わず足に群がる魚を踏みつけてやろうかと思ってしまうくらいに錯乱した。 アレは体験した人でなければ分からないだろう。 別に痛くはない。ただくすぐったい。 そして魚が酷く不細工。 「あっはっは!足が見えないよー」 そんな声が隣から聞こえて、その人の足(つまり母の足)の方に目を向けた。 「…うげぇ」 正にそんな声が出た。 だって足が見えない! その上、黒くて小刻みに動く塊に覆われてた! キモチワルイことこの上ない。 どれだけ古い角質だらけだったらこうなるんだと疑問に思ったが、…とりあえず。 二度と行くものか。 そう決意した。 スポンサーサイト
|
Comment
Track back